しがないマーケターの戯言

読んで学んで、物を書/描く。

BUSINESS :仕事とキャリア

自分には当たり前のことが、実は強みだったりするという話

日頃所属している組織の外側で活動することは、自分の強みや特性を知るために、すごく良い機会になる。 これまでの経験 新卒で私が入った会社では、新入社員の頃から広告物の制作をめちゃくちゃやらされた。代理店に発注するのではなく、ターゲット分析や商…

「相手の意見を踏まえること」は、会議で相手にリスペクトを示せる簡単な方法だと思う

就活生時代(もう何年も前のことだ)、グループディスカッションという選考過程がとても苦手だった。自分はどちらかというとじっくり考えて物事を進めていくタイプだし、大勢の中で議論することは瞬発力を求められるので、苦手だったのだ。 そんな中、大手の…

凡人のセルフマネジメント戦略|勉強に、仕事に、健康管理に

多かれ少なかれ、誰もが何らかの目標を持っているはずだ。それが、高校や大学への合格なのか、留学という夢を叶えることなのか、英語を勉話せるようになりたい!とか、もっと歌が上手くなりたい!とかかもしれない。もっとキレイになりたい!もっとスタイル…

経営学は日常に転がっている

僕は今、働きながら大学院で経営学を学んでいる。経営学やMBAというと、「起業するの?」「社長になりたいの?」と聞かれることもある。 確かに僕はいつか独立や起業に興味がある。ただ、それを目標として経営学を学び始めたわけではない。そもそも「経営学…

組織のために尽くす働き方は本当に時代遅れなのか

今は組織の時代ではなく、個人の時代だと言われる。インターネット、そしてSNSが爆発的に普及し、個人が発言する力が強まり、組織に依存しない生き方の価値が認められるようになった。独立やフリーランスという生き方は、もはや珍しいことではない。 僕自身…

就職・転職しようとしている若者が会社の業績なんて気にする必要がない理由

最近は就活が盛り上がる時期なのか、よくOB訪問を受ける。小一時間、学生の方とカフェなどで話すのだが、その中で、会社の業績のことを聞かれることはよくある。企業の将来性を気にしているんだろう。 気持ちはわかるが、これから社会に出ようとする学生が、…

ブログ・文章を書くことのメリット|「企業参謀」から学ぶ思考の言語化

僕は趣味でブログを書いていて、もちろん読んでいる人に役に立つ情報や、面白いと思ってもらえるような記事を書きたいと思っている。 しかし、ブログを書くことの一番のメリットは自分にある。文章を書くということは、「思考を言語化する」ということだから…

シンプルで美しいパワポチラシ/セールスレターの作り方 【テンプレート無料ダウンロード】

自分でチラシを作る時、あなたがデザインのプロでないならば、凝ったデザインは逆に素人感を出してしまうことになる。僕はいろいろな広告物を作る中で、フラットデザインやマテリアルデザインなどのWEBデザインを参考にすると、シンプルで美しいチラシを作る…

かゆいところに手が届く、街の電気屋さんがAI時代に生き残る理由

とある広告代理店の営業マンKさんと、とは長い付き合いだ。チラシやパンフレット、販促資材などその他もろもろのデザインや印刷手配、広告媒体の手配までお世話になっている。最近、その人の働き方を見ていて、すごい「人的資本」だな、と思った。 広告代理…

「さっさと退社する上司」は素晴らしいという話

会社員歴が長くなってくると、多くの上司の下で働くことを経験することになる。上司によって、マネジメントスタイルは様々だということにも気づく。 細かく全部口出ししたがるマイクロマネジメント上司もいれば、自由奔放にさせてくれる上司もいる。担当を信…

【就活・転職活動で役立つ】志望動機を話す・書く上で外せない5つのポイント

最近エントリーシートの添削を頼まれることが増えた。僕は就活のプロではないし、人事の経験もないし、キャリアコンサルタントでもない。でも、新しいことに挑戦しようとしている人の話を聞くことが好きなのと、広告物(ビラとか冊子とかWEBサイトとか)の文章…

文章の説得力とリズムが変わるライティング超基本の5つのコツ|就活や転職活動、WEBライティングにも

これまで広告物(ビラや冊子やWEBサイトなど)をたくさん作ってきたので、人よりかなり文章を書いているほうだと思う。就活や転職活動のエントリーシート・職務履歴書の添削を頼まれることが時々あるのだが、基本的なポイントを少し変えるだけで文章のリズム…

議論することにおいて、一番価値が高いのは「責任を持って結論を出すこと」だと思う

ただ意見を言うことは議論じゃないし、愚痴を言うだけなんてなおさら無価値だよね。という話。 大学院の講義で、「議論する力とは何か」について議論する機会があった。僕はわりと大きな企業で働いてきて、いろんな部署や組織に属し、会議というものには数え…

「写ルンです」の再ブームに見る「復活マーケティング」

約30年前(1986年)に発売されたFUJIFILMの「写ルンです」への人気が、最近女子大生を中心に再燃している。スマホで誰でも綺麗な写真がとれる時代に、とても面白い現象だ。その場ですぐプリントできる「チェキ」の人気も高い。チェキでプリントアウトした写真…

「ストーリーとしての競争戦略」を個人のキャリアに活かすには

ビジネスの成功は法則ではない。ストーリーである。 一橋大学の楠木建先生「ストーリーとしての競争戦略」を読んだ。経営学といえば、3C, SWOT, 4Pなどのフレームワークがイメージされがちで、あたかも成功の法則があるかのように語られるが、本書はこれを真…

情報を正確に・効率的に集めるために必要な3つのこと|レポートを書く・企画を立てる

企画を立てる、レポートを書く、報告書を作る。僕たちは日頃から「情報を集める」という行動を行っている。大学院の講義で情報収集に関することを学んだので、そこから考えたことをまとめてみる。 公式文書に立ち戻る 何かを調べる際の、情報源へのアプロー…

器用貧乏が活きる時代。ポルカドットスティングレイ、落合陽一さん、星野源さんから学ぶ。

高校時代の野球部の同級生から、Yahoo!ニュースの記事のリンクとともにLINEが来た。 「お前MBA卒業したら歌手目指したら」 笑いそうになったが彼はわりと真剣だった。(僕は現在、会社員でマーケティング担当として働きながら大学院に通っている) マーケテ…

リリース1ヶ月でブログが1万PVを超えた経験から何を学ぶか

ちょうど1ヶ月前の12/10、このブログをリリースした。大したことない短い記事が多いが、1ヶ月で29記事書いた。そして、ちょうど1ヶ月を迎えた今、1.2万PVを超えた。 イケダハヤトさんによると、1ヶ月に1万円の収益を上げるブログというのは5万PVほどらしい…

夏までのMBA卒業、TOEIC850、ブログ月5万PVを目指す2018年

「思考は現実化する」とは上手く言ったものだ。 目標を口に出す、書き出す 日本一のマーケターと言われる神田昌典さんは、著書「非常識な成功法則」の中で、夢を口に出すこと、書き出すことが成功することには欠かせないと言った。 僕の2018年の目標 という…

若者は絶対知ったほうが良い「ゴールドカラー」という概念

「ゴールドカラー」は、僕の人生観を変えた概念だ。 人生の半径が違うゴールドカラー 経営学者のロバート・E・ケリーは、「ゴールドカラー」(1985年)の中で、「ゴールドカラー層」という概念を提唱した。これは、社会派ブロガーちきりんさんの「ゆるく考えよ…

「怒る」という感情の裏には「人への期待」があると思う|アンガーマネジメント的な話

「怒らなそうですよね」と、よく言われる。 確かに、大声を出して人に怒ったり、悪態をついたりすることは、僕はめったにないほうだと思う。僕が怒る、というか不機嫌になるのは、自分の想定外に時間をとられるときだろうか。自己中なので、自分の中で立てた…

体育会系の「上下関係」と「年功序列」は同じか

僕は小学生の頃から大学4年生まで、野球をかれこれ13年間もやっていた。正直野球が大好きというよりは、一度やり始めたら上手くなりたいという気持ちが満足することはなく、大学生まで続けてしまったという感じだ。 他の野球部員と違って、観戦はほとんど興…

おばあちゃんから学んだ幸福の方程式と感謝の言葉

田舎に母と2人で暮らす僕のおばあちゃんと、ポジティンブ心理学から考えた話。 うちのおばあちゃんの口癖 僕のおばあちゃんは、母と2人でくっそ田舎に住んでいる。きっと東京に住んでいる人から見ると想像を絶すると思う。最寄り駅までは車で10分だが、電…

千年残る日本の和紙で、大切な人に手紙を書く

大学院のビジネスプランで調べ物をしている時に「和紙」の海外ビジネスにおけるポテンシャルに気づいたのでまとめてみる。もしビジネスにしたい方がいらっしゃったらぜひご連絡ください、一緒に考えましょう。 実はすごい「和紙」 和紙は、日本の伝統工芸品…

「人を巻き込む」ってこういうことだ

僕の職場の先輩の話。先輩とは言っても、現場の管理職で、部長レベルの偉い人だ。僕は直属の部下ではないのだが、最近その人と仕事で関わることが多かった。その人の仕事ぶりを見ていて、「組織で活躍する人はこういう人なんだなー」と感心した。 過去にもそ…

たくさん参加してわかった“良い結婚式”とは

僕は30過ぎているが、独身だ。30過ぎて、結婚するモチベーションが低かったり大学院とかに大金つっこんだり、変な激狭ルームに住んだりしているので、周りからはこじらせ呼ばわりされている。 もうそんな年になっていることもあり、この10年間ほどは本当にた…