しがないマーケターの戯言

読んで学んで、物を書/描く。

アカウンティングの基礎を学ぶためのおすすめ本

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この記事では、アカウンティング(会計)を本格的に学んだことがない人が、基礎を学ぶためのおすすめ本を紹介する。

僕は日常の業務で、財務諸表を扱うことはほとんどなかったために、MBA時代はアカウンティングの授業が最も苦手意識があった。そんな中ここでご紹介する本を参考にしながら基礎知識をみにつけ、なんとかテストをクリアできた。

ちなみにファイナンス(財務)の基礎を学ぶためにおすすめな本はこちらで紹介。

iroiromanabu.hatenadiary.jp

財務諸表の全体像をつかむ

財務や会計の勉強をする際の1冊目としておすすめしたいのが國貞克則「財務3表一体理解法」。この書籍は、財務三表(つまり、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の関係性や役割といった全体像から解説してくれる。

 損益計算書の数字が、貸借対照表にどのようにつながっているか、など本質的な部分がわかり、財務三表を読むための基礎知識が身につく。 

簿記の基礎知識を身につける

財務諸表を読むだけではなく、どのように作られているかを理解するためには、簿記の知識が必要になる。ここでおすすめなのは浜田勝義「はじめての人の簿記入門塾」

 簿記三級程度の基本的な知識が練習問題をはさみながら非常にコンパクトにまとまっているので、簿記を学ぶための最初に1冊としておすすめだ。

英文会計の知識を身につける

もし、英文会計の知識が必要な場合におすすめなのが建宮 努「ゼロからはじめる英文会計入門」だ。英文会計は入門書は種類が少ないので、基礎から英文会計を理解できる本書は貴重だと思う。

イラストが多く、視覚的に説明してくれるところもとても良い。

僕が卒業したMBAコースでも、アカウンティングの授業ではかなり多くの学生が本書を利用していた。

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以上、会計の専門知識がない人が、基礎知識を身につけるためにおすすめできる厳選の3冊をご紹介した。