しがないマーケターの戯言

読んで学んで、物を書/描く。

経済学の基礎を学ぶためのおすすめ本

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この記事では、経済学を本格的に学んだことがない人が、その基礎を学ぶためのおすすめ本を紹介したい。

経済学というと、社会科の一部?とか、難しい数学の知識が必要?などのイメージを持つ方も多いかもしれない。経済学は、その言葉が指す範囲が広くとらえどころのない分野だと考えられることもしばしば。

僕の理解では、経済学は、人の消費行動や、社会全体の経済活動について、量的に見る学問だ。「経済学」というと小難しそうに聞こえるが、学ぶことの一つひとつは日常生活と密接に関わることばかりだった。僕はMBAの履修科目の一つとして初めて学んだが、学ぶ前のイメージとは違いとても面白い科目だった。

経済学の全体像をつかむ

最初に一読をおすすめしたいのは、統計学でも同じシリーズをご紹介した、ヨラム・バウマン, グレディ・クライン他「この世で一番おもしろいマクロ/ミクロ経済学」

 ユーモア溢れるイラストとマンガで統計学の基礎を総ざらいできる。視覚的に学べるので理解が早いし、難しい数式が一切出て来ないことも魅力の一つ。

 本格的に経済学を学び始める

本格的に経済学を学び始める時の1冊としておすすめできるのが、N.グレゴリー マンキュー「マンキュー入門経済学 」だ。この後ご紹介している分厚い「マンキュー経済学」のサマリー的な1冊。意外と平易な言葉で書かれているので読みやすい。

専門性を深める目的でなければ、この1冊で充分すぎるほどの経済学の知識が身につくと思う。

経済学の学びを深める

もっともっと経済学の学びを深めたいなら、グレゴリー・N・マンキュー, 足立 英之他「マンキュー経済学 ミクロ編/マクロ編」まで進んでみよう。

世界中でベストセラーになっている教科書的な上下巻で、超分厚いので1ページずつ読むと相当な時間がかかると思う。ただ、内容は、入門編と同じく平易な言葉で書かれ、事例も多く含むので意外とサクサク読める。

 

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以上、経済学を本格的に学んだことがない人が、その基礎を学ぶためのおすすめ本を紹介した。