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最短ルートでHSK4級に合格する中国語勉強法

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知識ゼロから中国語の勉強を20192月に始め、4ヶ月半後の6月に受けたHSK4級に合格した。いろいろと勉強法を試してきて、良かった勉強法や教材もあれば、あまり良くなかったものもある。

この記事では、自分の失敗も踏まえて、HSK4級に最短で合格するための勉強法と教材をまとめたい。

HSK4級のレベル

HSK4級は、公式WEBサイトで以下のように説明されている。

HSK4級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。

「幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションをすることができ、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる」ことが求められます。

 この説明だけ見ると、HSK4級はすごいことのように見えるが、テストに合格するのは正直それほど難しくない。おそらく、HSK4級に出てくる語彙や表現を口頭で「使える」レベルまで完璧にマスターしていれば上記のようにネイティブと流暢にコミュニケーションをとれるかもしれない。

でもそれは、ペーパーテストに合格することとは違うのだ。感覚的には、HSK4級は、英語で言うと英検3級に合格できるくらいのレベル感だと思う。基礎が身についているという意味で無駄ではない。でも、仕事で中国語を使うという意味では不十分すぎる。

それでも、確実に中国語をレベルアップしていくための最初の目標として、HSK4級の合格は良いと思う。ので、以下では最短ルートの勉強法を紹介したい。

最短ルートの勉強法

もし、自分がまた知識ゼロから中国語を勉強してHSK4級合格を目指すなら、以下のようなツールを使う。これが最短ルートだと思う。

HSK 1~3級レベル

まず、最初の2ヶ月程度で以下の教材を使って初心者を脱出する。中国語にはピンインと四声という特殊な発音法則がある。これも含めて基礎をしっかり固めることが重要だ。

Hello Chinese
HelloChinese - 中国語を学ぼう

HelloChinese - 中国語を学ぼう

HelloChinese Technology Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

このブログでも何度か紹介している中国語学習アプリ。クイズ形式で中国語の基礎力を身につけられる。僕は無料部分を毎日やりこみ、有料コンテンツも半分くらいは終えた。

・英語でいうと中1~2レベルの基本的な文法や単語が網羅されている

・クイズ感覚で楽しく取り組めるので飽きない

・同じ単語や文法が、様々な形式でくり返し出題されるので覚えやすい

・間違いやすい問題を、自動で生成して再出題してくれるので定着する

という特徴がある、中国語学習者には人気なアプリだ。

HSKでいうと3級のリスニングには対応できるレベルの語彙・文法が含まれていると思う。

速読速聴・中国語1<入門編>

Z会が出版している、英語の速読速聴シリーズの中国語版。僕は「初級編」だけを使ったのだが、最初から速読速聴シリーズを使っておけば良かったと後悔したのでここでご紹介したい。

入門編はピンイン・四声という完全初心者向けの内容が含まれている上に、単語の羅列ではなく文章の中で語彙・文法を覚えていく形式なので、学習効率がかなり良いと思う。

すべての中文を最低10回ずつはリスニングと音読すれば、基礎力はかなり定着するはずだ。単語の羅列の単語集も試したが、やはり文脈が無いと頭に入ってこないというのが正直なところ。

テキスト自体は、ピンインの記載もあり解説が丁寧な上に、薄いのでモチベーションもキープしやすい。

HSK 4級レベル

さて、初心者を脱出して、さらに基礎力を身につけるためには、以下の教材をおすすめしたい。以下を2ヶ月程度やり込めば、4級合格レベルには十分に達する。

速読速聴・中国語2<初級編>

中国語版、速読速聴シリーズの2冊目。HSK4級で扱われるレベルに対応できる語彙と文法が多く入った中文が、60程度収録されている。

僕はこれを10回以上リスニング+音読している。これから5級に向けて勉強しようとしているが、まだこのテキストの音読は続けている。

薄くコンパクトな1冊なので、続けるやる気も出るし、かなりおすすめな1冊だ。何度も見直してマスターしよう。 

HSK 4級過去問

速読速聴の初級編を数回復習した後に、過去問を受けよう。

HSKはTOEICとは違いそれほど時間との戦いというわけではないし、大して回答テクニックも必要ないので、過去問にはそれほど時間をかけなくても良いと思う。

速読・速聴の定着に力を注ぐことが合格につながるはず。

平行しておすすめ

初心者は特に、ピンイン・四声といった発音の習得が重要と書いたが、できれば独学だけではなくスクールかオンラインで、中国語のレッスンを平行して受けることもおすすめしたい。

自分の発音が間違っていることを会話の中で指摘してくれるネイティブの先生の存在は重要だと思う。

また、せっかく語学を勉強するのであれば、テストを解くためだけの力だけではなく、コミュニケーションをとれるようになるために、会話力も平行して学習したほうが価値があると思うのだ。

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以上、HSK4級に最短で合格するための勉強法と教材をまとめた。これから中国語学習を始める方の参考になれば幸いだ。