しがないマーケターの戯言

学びとキャリアに役立つ知識をまとめて紹介

「郷に入っては郷に従え」を僕が大切にする理由

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こんなこと言うと時代遅れと思われるかもしれないけど、異動・転職・入社で新しい組織に入る時に「郷に入っては郷に従え」精神はかなり重要だと思っている。

正確に言うと、「郷に入っては"まずは"郷に従え」ということ。この記事では、その理由について、自分の経験談も含めてまとめたい。

僕が血祭りに上げられたと感じたこと

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僕にはこんな経験がある。

昔、あるチームで、新しいマーケティング・プロモーションの形に挑戦した。その時のチームは本当に皆んな優秀で、上司も最高だった。毎日ワクワクしながら、めちゃくちゃ残業もした。

もちろん、上手くいったこともあるし、その分、正直上手くいかないこともたくさんあった。失敗もたくさんあったと思う。

その翌年、会社の方針が変わり、大きな組織の配置転換があった。チームはバラバラに解体された。僕は新しい上司の元で働くことになった。

その時、前年に挑戦したことは、すべて否定された。僕の前年の仕事も、残念ながら戦犯でも扱うように血祭りに上げられて批判された(少なくとも、当時はそう感じた)。

新しい上司は、前年のやり方をまったく理解しようとしなかった。もちろん多く失敗はしたけど、挑戦から学べることはたくさんあったはずなのに。とてもとても、悔しい思いをした。

そうなっているには理由がある

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もちろん、「現状のやり方に縛られる」ことはよくない。組織が成長するには、常に改革が必要だ。

でも、前任者へのリスペクトもなく、こうある「べき論」を最初から振りかざしすぎるのは危険だ。特にある程度規模のある組織であれば、課題には多くの場合、それなりの理由があり、小手先では解決できないから残っているものだから。

新任者が最初からその組織のやり方を否定してしまうと、良いものを見逃し、挑戦の結果せっかく得られたものを失い、また失敗を繰り返すことになると僕は思う。

単なる横展開は逆に過去に縛られている

新任者が別の組織で得た過去の成功セオリーを、着任した組織でそのまま横展開するということは往々にしてある。

それは、着任した組織を改革しているようで、その新任者は旧来のやり方(以前の組織でのやり方)から抜け出せていないだけという見方もできる。単なる横展開は、逆に過去に縛られている証拠だと思うのだ。

まずは周囲から信頼を得ることが大切

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「こうあるべき」姿は、多くの場合皆んな理解していて、それでもその課題は残っているのだ。本当に難しいのは周囲の理解と協力を得ながらそれを変える・行動することなので、何かをする前からべき論振りかざして前任者や同僚などを批判していると周囲の反感かってできることもできなくなる。

少なくとも僕は、新参者がこれまでの経緯や理由も大して知ろうともせず、最初から今のやり方を否定してきた場合、強い反感を覚えるし協力しようとは思わない。

だから僕は新しい組織に入った時に、それまでのやり方は一度忘れて、その組織に早く染まるように努力している。自分の色を出すのは、それからでも全く遅くはないのだ。

 

まず現状と原因を理解して、周りの信頼を一定得られてからのほうができることは大きいし、優先順位と打ち手を誤らない

もちろん、あなたが突出した天才なら話は別だけど。