しがないマーケターの戯言

読んで学んで、物を書/描く。

たくさん参加してわかった“良い結婚式”とは

f:id:iroiromanabu:20171210145810j:plain

僕は30過ぎているが、独身だ。30過ぎて、結婚するモチベーションが低かったり大学院とかに大金つっこんだり、変な激狭ルームに住んだりしているので、周りからはこじらせ呼ばわりされている。

もうそんな年になっていることもあり、この10年間ほどは本当にたくさんの知人の結婚式に出席してきた。たぶん、交通費とご祝儀で累計100万くらい使っている勢いだ。

新郎新婦の生い立ちムービー、ケーキカット、ファーストバイト、新郎新婦の友人による余興に、新郎からのサプライズ手紙など、、基本的なパターンはほぼ見てきた。個人的には最後の新郎父からの挨拶が感動的で好き。そこで気の利いた挨拶やユーモアのある挨拶ができる父親は、かなり好感度が高いし、結婚式の締まりが変わる。

結婚式に良し悪しはあるか

話がそれたが、経験値がたまった分、最近は結婚式を見る目が肥えてしまって仕方ない。もちろん、結婚式は本人たちのものであり、本人たちの幸せが一番なので、悪い結婚式なんてものは1回たりともありはしない。ただ、参加者の1人である自分にとって「特に良い」結婚式は確かにある。

特に良いと思う結婚式の特徴はただ1つ。「参加者を楽しまそうとしている」ことだ。どんな新郎も、会の最初には「今日は日頃お世話になっている皆様にぜひ楽しんでいただきたく・・」なんて挨拶をする。ただ、実際に参加者を楽しませる設計になっているかは差がある。(あくまで主観的ですが)

参加者を楽しませる結婚式の特徴

・生い立ちムービーや挨拶に、笑いがある

・挨拶では、相手への愛以上に、周囲への感謝を述べる

・新郎新婦が参加者とよくコミュニケーションをとろうとする

参加者を置いてけぼりにする式の特徴

・新郎新婦のキラキラ映像とエピソードの嵐(笑いなし)

・新郎新婦のお互いへのサプライズプレゼントの嵐

・挨拶ではとにかく相手への愛を述べる

こんなことを思いながら人の結婚式に参加しているなんて嫌な奴かもしれないが、ついつい分析しがちだ。これから結婚式を挙げる方は参考にしてみて頂きたい。