しがないマーケターの戯言

学びとキャリアに役立つ戯言をまとめて紹介

マネージャーになってパンクした話

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マネージャー1年生の困難

上海で働き始めて1年半が経った。この1年弱、初めて本格的な管理職(課長)として働いている。マーケティング関連の仕事をして10年以上になるが、恥ずかしながらマネージャーとしては1年生だ。

 

正直に言って、この数ヶ月は多忙を極めている。初めての管理職経験、初めての部下は全員外国人。加えて3ヶ月前から兼務のチームが増え、純粋に業務量が増えた。部下は5人という、小さなチームの課長ではあるが、業務範囲は多岐に渡り、管理職としての仕事だけではなく、小さなチームだからこそプレイヤーとしても手を動かす必要がある。

 

そんな中、特に春節休み(中国では旧暦の正月を祝い、その春節休みが1−2月になる)の直前には1人の部下が1週間ほど病欠してしまい、さらに業務が圧迫された。これも影響し、体力的にも精神的にもかなり追い込まれることになった。

 

毎日4−5時間の残業をしても、追いつかないタスクは山積み。できるだけ6時間は睡眠時間を確保するように努力したが、全身の倦怠感が抜けず、集中力に欠き、ついイライラを表に出してしまうこともあった。パソコンを開くと吐き気がすることさえあった。この春節の7連休が無かったら、なかなかヤバかったかもしれない。

 

そんな状態で迎えた春節休み。今は海外拠点の責任者をされている元上司とオンライン飲み会なるもので久しぶりにお話しする機会があった。10年以上前、新入社員の時にお世話になった最初の上司であり、社会人としての師匠と言える人だ。

 

「いいかげん働き方を変えなさい。あんた新人の時みたいに寝る時間以外全部自分の仕事入れる前提で考えてない?自分の仕事100%でリソース割いてたらマネージャーは務まらないよ。80%で組んで、残りの20%は部下の話を聞く、突発業務やトラブル対応のために残しておくこと」

 

ぐうの音も出なかった。最近は常に100%以上で稼働して毎日予定はパツパツで、一息つく余裕もなかった。部下に話しかけられても真摯に対応できていないことも多々あったはずだ。これではマネージャー失格ということだろう。

 

そして会が終わった後で、その師匠は個別メッセージでこうフォローしてくれた。

 

「私自身も、今までたくさんのメンバーたちから学んで、少しずつリーダーになってきました。みんなに育ててもらいました。振り返ると、上司より部下から気付かされることの方が多かったし、深かった。単なる役割だからこそ、リーダーが時間と心に余裕が持てると、チームが楽になるはず。リーダーとしてのあなたらしい仕事のスタイルを、ぜひ探してみて」

 

マネジメントという経験は、必ず自分を成長させる。そう信じて、もう一度仕切り直して頑張ってみようと思った。