しがないマーケターの戯言

読んで学んで、物を書/描く。

今すぐ世界に飛び出したくなるオススメ本

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僕はいろいろな本に刺激を受けてきた。キャリアも、人生も。

この記事では、読むと今すぐ海外へ飛び出したくなるオススメ本をいくつか紹介したい。僕はこれらの本に刺激を受け、英語を学び、海外旅行をし、海外の大学院を卒業した。

日本を飛び出して世界で見つけた僕らが本当にやりたかったこと

海外で成功した日本人20人のインタビュー記事集。個人的によかったのは、良い意味で一般的な人たちが多く出てくること。

すごい資格を持っていたり、華々しいキャリアを持っていたりするというよりは、自らの感性に従って決断し、選んだ道の中でもがき成功してきた人が多い。

かつ、その「成功」も、有名になったり大金を稼いだというよりは、「なりたい自分になれた」という成功だ。

自分ゴトとして海外で働くということをとらえられる良書だと思う。

自分思考

自分思考 (講談社+α文庫)

自分思考 (講談社+α文庫)

Posted with Amakuri at 2018.11.25

  • 山口 絵理子
  • 講談社

 

バングラディッシュ発のバッグブランド「マザーハウス」の創業者山口絵理子さんの著書。

マザーハウスは、バングラディッシュという後進国で、「ビジネスで社会に貢献する」というビジョンを掲げて創業された。つまり、「後進国のものだから寄付の一環で買おう」ではなく、純粋に「良いものだから買おう」と思える商品・ブランドを後進国発で作ろうとしたのだ。

いわゆる「社会起業家」という言葉の第一人者と言える筆者の、海外でのリアルなエピソードは、胸が熱くなるものばかりだし、読むといかに自分が日本という安全な社会でぬくぬくと生きているのかがわかり、今すぐ世界に飛び出したくなる。

 「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう

筆者の税所篤快さんは、早稲田大学の学生時代、バングラディッシュ、ルワンダなどの後進国で、ネットとDVDを駆使して映像授業を深刻な教師不足に悩む地域に届けるNPOe-education」を設立した。

彼らの力で、貧困地域からバングラディッシュの名門大学への合格者も出したほどだ。これも、山口絵理子さんの著書と同様、海外で孤軍奮闘する筆者のリアルなエピソードに鳥肌と涙が止まらない1冊だった。

君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?

「頭に来てもアホとは戦うな!」などで知られる田村耕太郎氏の著書。これは、上記で紹介した本とは少し違って、「桁外れな世界のエリートたちのリアル」が描かれている。

僕はこの本に刺激を受けて、海外MBAを目指した節もある。

世界を舞台に活躍するビジネスマンたちが、何を考え、何に価値を置き生きているのかを知るための良書だと思う。

日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。

筆者の太田英基さんは、大学の生協においてあるコピー機のコピー用紙の裏に広告を載せる「タダコピ」で起業された方。

「日本がヤバイから」とか「自分が生き残るために」というネガティブな理由ではなく、「純粋に広い世界を見て生きることが楽しいから」という理由で海外へ出ることを推す。

アジアを中心としていかに海外で働くチャンスを得るかという具体的な話にも言及されていて、真剣に海外就職・転職を考えている(自分みたいな)方にもオススメしたい。

 

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もし、この記事を読んでくれたあなたが、海外での就職や留学、転職に興味が少しでもあるなら、ぜひ上記から1冊でも読んでみて欲しい。きっと実際に行動に移すための一助になるはずだ。