僕は英語学習者だが、TOEIC対策にあまり時間を割きたくないと思っているし、実際にほとんど勉強していない。スピーキングとライティングのほうを鍛えて、本当に「使える英語力」を身に付けたいと思っているからだ。
でも、TOEICは日本では依然としてわかりやすい英語力を示す指標となっているし、900点は超えておきたいと思ってもう一度受けることにした。
そこで買った東進ブックス『TOEIC L&Rテスト レベル別問題集』が良かったのでご紹介したい。
どんな人におすすめか
英語力はスピーキングやライティング力も含めて高めていきたいので、TOEIC(L/R)の勉強にはあまり時間をかけずに、効率的に勉強したい人。
おすすめポイント
レベル別になっていること
目標得点が470点、600点、730点、860点、990点と5段階のレベル別になっていること。一般的な問題集を解くと、簡単な問題から難しい問題まで含まれているので、無駄が多い。例えば700点以上すでにスコアがある人なら、簡単な問題を解くよりも、解けそうで解けない問題だけを解いていったほうが勉強効率は良いはずだ。
TOEIC L&Rテスト レベル別問題集 730点突破 (東進ブックス レベル別問題集)
Posted with Amakuri at 2018.9.24
- Craig Brantley, Michael Dunbar
- ナガセ
学習1回分が小分けになっていること
リスニングはPart1~4、リーディングはPart5~7がそれぞれ数問ずつ1セットになっていて、1回あたり10分程度の短い時間で、すべてのパートの問題形式を解くことができる。
答えあわせと間違えたところの復習を含めても1回30分程度で完結するところが良い。毎日少しずつ問題を解けるので、解くスピードも上がってくる感覚がある。
1回あたりの学習結果を記録できるシートがついていることも嬉しい。
安河内先生の監修であること
東進の有名講師、安河内哲也先生の監修であるので内容の信頼度も高い。安河内先生は、留学経験なしから上智大の英文科に合格し、東進で大人気講師に上り詰めた英語講師界では知らない人はいないレベルの人だ。
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以上、TOEICのスコアはとっておきたいけど、時間はかけすぎず効率的に勉強したいという方におすすめの1冊をご紹介した。