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「仕事の進捗」は働く上での幸福になる|幸福学

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ハーバード・ビジネス・レビュー『幸福学』に収録されている論文『インナーワークライフの質を高める「進捗の法則」』(著:テレサ・アマビール、スティーブン・クレイマー)がとても興味深かったのでご紹介したい。

ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 幸福学 (ハーバードビジネスレビューEIシリーズ)

ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 幸福学 (ハーバードビジネスレビューEIシリーズ)

Posted with Amakuri at 2018.11.12

  • ハーバード・ビジネス・レビュー編集部, DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
  • ダイヤモンド社

 

「幸福学」と聞くと、何やら怪しい宗教臭を感じる方もいるかもしれないが、「人の幸せとは何か」を考える幸福学は、ビジネススクールでも近年注目を集めているテーマだ。実際に僕も最近卒業したビジネススクールで似たテーマを学んだ。

働く上での「幸福」とは

さて、仕事上でのあなたの幸福はなんだろうか。誰かに褒められること、新しいアイデアが浮かぶこと、時間に追われずゆったりと仕事を進めること?

この論文『インナーワークライフの質を高める「進捗の法則」』では、「仕事の進捗」が働く上で大きな幸せをもたらす、と主張されている。

一つの調査によると、働く上で「気分が良い日」のうち、「褒められる、敬意を示される、激励される」などの出来事(本論文では「栄養分」と呼ばれている)が起こっている割合は25なのに対し、「進捗」(つまり、仕事になんらかの進展が感じられること)が起こっている割合は75%だという。

自分の経験から

そう言われてみると、自分の経験を振り返ってみると、仕事上で強いストレスを感じる時は「先が見えない」状況だったかもしれない。特に、初めてのことだらけである新人時代は、この先何が待ち受けているのかがわからず、ストレスがかなり溜まっていたことを思い出す。

一度でも似た仕事を経験し、自分がゴールに向かって進んでいる実感をもてると、同じ仕事でも、そして例え量が増えて大変になったとしても、前ほどストレスを感じない。反対に、せっかく進めていたものが、上の人間の一声でひっくり返ったりするとモチベーションを失うものだ。

また、僕は(多くの人もそうやっているように)TODOリストを作成して、それを一つずつ潰すということをやっている。これは、タスクの管理という点に加えて、自分の精神衛生上でも良い効果をもたらしているように思う。前に進んでいる感があるからだ。

仕事以外でも

仕事に限らず、学習やスポーツの面でも同じかもしれない。勉強の進捗管理ができるアプリがあると思うが、自分の進捗を見える化するということは、自分が前に進んでいる実感を与え、モチベーションの向上につながる。

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明日から早速、改めてTODOリストを活用したり、勉強、スポーツ、貯金などにも進捗を見える化する工夫をしてみるのはどうだろうか。