しがないマーケターの戯言

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「使える脳の鍛え方」からわかる効果的な語学学習法

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認知心理学をもとに効果的な学習法とは何かを明らかにした「使える脳の鍛え方」を読んだ。すごく納得度が高く、語学・資格・受験、何かを学んでいるすべての人におすすめしたい1冊だ。

この記事では、本書の要点と、それを英語や中国語などの語学学習にいかに役立てるかということについてまとめたい。

効果的な3つの学習法

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本書によると、効果的な3つの主要な学習法は以下。

①想起練習

テキストの再読ではなく、記憶から知識や技術を思い出す「想起練習」を学習の中心に置くべき。ただの再読によってテキストに慣れると、理解しているという錯覚を起こす。自分でクイズをすることは効果的。

②間隔練習

同じ教材を一定時間をあけて複数回学ぶ「間隔練習」を行うこと。たくさん練習することも、間隔を空けなければ意味がない。思い出す努力をすることが長期記憶となる。

③交互練習

様々な種類の問題を混ぜる「交互練習」をすること。数式を学ぶなら、一度に2種類以上を勉強し、解放の違う問題を代わる代わる解く。交互練習によって、種類を見分け、その種類に共通する特徴に気づく能力が養われる。

効果的な語学学習法

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上記3つの学習法と、自分のこれまでの語学学習の経験を結びつけて、効果的な学習法をまとめたい。(以下は本書の内容ではなく、本書を受けての僕の意見)

 

同じ教材に何度も取り組むことは重要。なぜなら、覚えたことを繰り返し思い出す想起練習につながるから。

●ただし、ただ繰り返し「読むだけ」だと効果が薄い。英語の単語帳であれば、英語から日本語、日本語から英語へクイズ形式にして「思い出す練習」を取り入れるべき。思い出すことがある程度苦しいと思うくらいのクイズであると効果が高い。

●語学学習であれば、何度か取り組んだ教材のリスニング音声を、テキストを見ずに聴くということも有効だと思う。なぜなら、文字情報を見ずに内容を思い出すということは、負荷を上げての想起練習になるからだ。

●古びた手法だが、覚えた内容を繰り返し思い出すには、問題集などを解くことも効果的なやり方の一つ。

●想起練習は、間隔をあけて取り組むことで効果が増す。だから、英語の単語帳などであれば、1日に10回読むよりも、2回に分けて5日間継続して取り組むほうが効果的。

●語学学習にはやはり会話をするということが当然ながらに効果的といえる。相手の反応に合わせて言葉を選んで発するという一連の流れは、想起練習、間隔練習、交互練習すべての要素が詰まっている。これに対するソリューションは、やはり会話量を確保できる語学スクール及びオンライン英会話だと思う。

●会話練習ほどでは無いが、海外ドラマを見るのはやはり効果的だと言える。なぜなら、他の教材等で覚えた単語や表現に、様々な文脈で出会うことができるからだ。これは、交互練習による想起を大量に行うようなものだ。

 

とはいえ、「想起する」ためには、想起するためのインプットが必要不可欠である。だからこそ、最初に戻って、教材でくり返しインプットするという作業は欠かせない。

 

以上、「使える脳の鍛え方」からわかる効果的な語学学習法をまとめてみた。自分も中国語を学習するにあたり、もう一度自分の学習法を見直したい。