しがないマーケターの戯言

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英語学習アプリ「ALL IN ONE」の内容・レベル・おすすめの使い方

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英語学習のため、数ヶ月前からALL IN ONEのアプリを導入して、一通り学習が終わったので、内容やレベル、使い方を紹介したい。

「ALL IN ON」とは

「ALL IN ONE」は、有名な英語学習教材のひとつ。419の例文の中に、一般教養英語の重要英単語2600、重要熟語・構文1100、英文法の大学入試全範囲が収められている。

教材には、書籍とアプリ(有料)の両方がある。

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「ALL IN ON」を取り入れた理由

僕が「ALL IN ON」を英語学習に取り入れたのは、TOEIC900点達成のために、改めて語彙力を強化したかったから。

僕自身はここ数年、スピーキングを中心に英語学習をしているが、TOEIC(R/L)の点数が875に留まっている。リーディングの点数が伸びず、時間内に最後まで解ききれないという課題があるため、語彙力を増やし、英文を理解するスピードを高めて900点の壁を突破しようと考えた。

同じようなコンセプトの教材に「DUO3.0」がある。僕も大学受験の際に使っていて、かなり良質な教材だった。でもレベル・ボリューム共に「ALL IN ON」のほうがかなり充実しているし、その分、学習に時間がかかる。

「ALL IN ON」のレベル

一通り、学習をしてみての感想は、「思ったより難しかったし多かった」だ。「ALL IN ON」の公式サイトにはレベルについて以下のように書かれている。

 『ALL IN ONE』修了後には、TOEIC600点~700点台、英検2級合格、英検準1級不合格A判定、程度の実力が身に付いています。

僕はこの記事の執筆現在、TOEICスコア875だが、それでも知らない単語や表現がけっこうあったので、僕と同じくらいのレベルの方でも語彙力に不安があれば十分に取り組む価値のある1冊だと思う。

例えばこの例文などは、なかなか難しい表現が出ていると思った。

The historian said, “These funny satires were inspired by the hypocrisy of the detested dictator who pretended that everything was in order.”

(その歴史家は「このような滑稽な風刺は、万事がうまく行っているとおそぶく忌み嫌われた独裁者の偽善が生んだものです」と述べた。 

「ALL IN ON」アプリのおすすめの使い方

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個人的にはアプリでの学習がおすすめ。ワンタップで音声を繰り返し再生できるし、いくつかの学習機能が搭載されているからだ。主な学習機能は、「連続聞き流し」「連続並べ替え」「全単語暗記」の3つ。

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僕はまず、1文1文をきちんと理解して進めていくために、「連続並べ替え」に注力して進めた。「連続並べ替え」は、単語を並べ替えてその例文を完成させる学習機能で、英作文に近い学習を、419の例文を使ってできる。

まずは「連続並べ替え」を2周する

具体的には、まず5問を一通り正解できるように取り組む。そして、その翌日は、同じ5問をもう1度正解できるまで取り組む。そして、新しい5問にも取り組む。翌日はその新しい5問をもう一度正解できるように取り組み…という形で、1つの例文に対して、2回ずつ正解できるまで取り組んで、419例文を終えた。

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 「ALL IN ON」は1文1文が長いため、けっこうハード。1日5問ずつ消化していくことになるので、毎日進めても84日間、つまり3ヶ月弱はかかる計算だ。しかし、すべての例文を完全に理解しながら進められるので、その後の復習はスピードアップできる。

「連続並べ替え」の後は「連続聞き流し」で復習

「連続並べ替え」の後は「連続聞き流し」で復習している。一度完全に理解している例文なので、復習は早い。1日20問ずつ進めているので、復習は1ヶ月とかからない予定だ。

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このように、「ALL IN ON」は何度も例文を復習して、語彙をマスターしていくことが、英語力の底上げにつながる教材だと思う。

次回のTOEICでは、900点突破をなんとしてでも実現したいところ。