しがないマーケターの戯言

読んで学んで、物を書/描く。

デジタルマーケティングの基礎を学ぶ|Googleデジタルワークショップ

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デジタルマーケティングの基礎を学びたいと思い、Googleが公式で提供している「Googleデジタルワークショップ」を受講してみた。動画と選択問題からなるプログラムだが、すべて無料だ。最後に40分のテストをクリアすると、Google公式認定証ももらえる。

learndigital.withgoogle.com

どんな人向けか

デジタルマーケティング初心者向けだと思う。具体的なツールの使い方までは言及されず、デジタルマーケティングの基本的な考え方や、手法を広く浅く学んでいく形だ。仕事の中でデジタルマーケティングを担当したことがない方~担当歴が1年未満、もしくは、これから担当される方などにはとても良いコンテンツだと思う。デジタルマーケティングある程度経験したことのある方が復習のために、というのもありかもしれないが、少し退屈はする。

どんな内容か

ウェブサイトの仕組み、メルマガやSNSの活用、データ分析の観点、SEOの考え方、検索連動広告の活用法など、デジタルマーケティングのあらゆる観点を広く学ぶことができる。

2~4分程度の動画を見て、確認問題(選択問題)を解くという学習サイクルをひたすら繰り返す形だ。

大抵のビジネスフレームワークは知っているつもりだったが、See(見つけて), Think(検討して), Do(購入して), Care(シェアする)という顧客の行動を示すフレームワークは知らなかった。有名なAIDAと考え方はほぼ同じだが、シンプルで使いやすそうだと感じた。

どのくらいの時間か

2~4分程度の短い動画が約100あり、それぞれに確認問題と、7つの章末問題がついている。動画はYoutubeなので、早送りが可能だ。僕はすべて2倍速で見た。仮に動画を1つあたり2分、確認問題も2分、章末問題を5分とカウントすると、435分。最短7時間半ほどでコンプリートできる計算だ。

受講のメリット

まず、デジタルマーケティングの概要をつかめることが学習のメリットだと思う。上記で書いた通り、デジタルマーケティングのあらゆる分野を広く浅く学べる。また、それがデジタルマーケティングの神(?)としてルールを決めている、Google公式の思想を学べるということもメリットが大きいだろう。デジタルマーケティングとは一般的な言葉だが、Googleが決めるルールを無視しては通れない分野だ。

今後の学びに

Googleはこのデジタルワークショップの他に、Webサイト分析ツールのGoogleアナリティクス認定資格と、その対策講座(Google アカデミー)も提供している。認定証をゲットしたらこちらに進むのもありかもしれない。

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