NERDY

しがないマーケターが書く戯言。

その「コンプレックス」は見苦しく、そして原動力にもなる

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僕は近い将来、海外で働きたいという目標がある。それは昔からもっていたものではなく、正直なところ25歳までそもそも日本を出たことがなかった。しかし、初めて台湾に一人で旅行したことをきっかけに海外への興味が強くなり、今ではよく海外旅行に行くし、英語も勉強しているし、オーストラリアのオンラインビジネススクールでも学んだ。世界が狭かった自分にとっては大きな変化だ。そして、今は真剣に海外転職を検討している。

そんな話を久しぶりに会った会社の元同期にしたところ、彼から「お前、それ海外に対するただのコンプレックスだから行きたいならさっさと会社辞めて行けばいいじゃん。コンプレックスがほんとにお前のやりたいことかどうかなんてわかんないよ」とバッサリ言われた。

正直、結構ショックだった完全に彼の言う通りだと思ったのだ。自分は海外で働きたいなんて夢を描きながら、英語を勉強したり海外のビジネススクールで学んだりしながら、準備はしているつもりでも目的を達成するための直接的な行動ができていない。その彼は、同期として同じ会社で社会人をスタートしたものの、転職を複数経験し、キャリアチェンジを図りながら海外も相手にして活躍している。正直劣等感しか感じない。

コンプレックス。

この言葉がかなり自分の胸に刺さっているのがわかった。思えば、自分が努力をしてきたのは、コンプレックスを解消するためであったことが多いかもしれない。例えば、大学受験の時。僕は高校3年生で受験した大学に全て落ち、浪人生になることになった。先に大学に合格・入学した友達は、一人暮らし、サークル、バイトと生活を充実させていて、キラキラしているように見えた。自分はなんて情けないんだと落ち込んだ。もう友達に会うのが嫌で、予備校と自宅の往復をひたすら重ねたのを覚えている。初めての大きな挫折だったかもしれない。この時も、「大学生になれない自分、大学受験に失敗した自分」という強いコンプレックスを持っていたと思う。それから、死ぬほど勉強して、第一志望の大学に合格できたので、当時のコンプレックスは解消できた。

ある友人(女性)は、30歳になる前に、かなり結婚することに固執していた。そして、良い人と知り合うことができたらしく、めでたく結婚した。その際には、彼女のSNSは結婚式や彼との写真で埋め尽くされた。それを見た時、「ああ、この人は結婚に強いコンプレックスをもってたんだな」と思った。

率直に言って、「コンプレックス」を抱えることはダサい。泥臭い。時にはそのコンプレックスを解消するために視野が狭くなってしまっていることもあるかもしれない。でもそれでひねくれるのではなく、前向きな努力をするのであれは、それは前進ではあるとも思う。

僕は海外経験がないことに対して、コンプレックスを持っている。

まずはそれを認めることから始めたい。